満足度を高める定性リサーチのポイント➁|定性調査のことならRINGOにお任せください|定性調査・マーケティングリサーチ・インタビュー

  • HOME
  • 王様の耳はロバの耳
  • リサーチ
  • 満足度を高める定性リサーチのポイント➁|定性調査のことならRINGOにお任せください|定性調査・マーケティングリサーチ・インタビュー
以前より、定性リサーチにはオリエンが重要ということを書きました。
リサーチを発注される企業の皆様には、まずは依頼するリサーチ会社の営業担当者と共に、
実際にリサーチを実施する人(定性の場合はモデレーター)に「会って話す」ことをお薦めします。


で、あまり経験のない担当者や自社でレポートを書かない実査会社に依頼する場合、
定性調査の満足度を高めるために、下記のことをお薦めします。

①社内にモデレーターはいるかを確認
②いない場合はアウトソーシングになるので、最初に調査概要を伝える時は、営業担当者
だけでなく、「定性調査のプロ=モデレーター」を同行してくれるよう求める

(※この時点では、コンペや調査が確定していないケースでも同行の費用は発生しないことがほとんど)
③調査概要のブリーフを素に、企画書を作成してもらう。場合によって、形式的な企画書が必要ない
ときは、いきなり「インタビューフロー」を作成してもらう。

特に②を早めに行うことがポイントです。
インタビュー調査の内容について営業担当者だけにオリエンをしても、レポートやアウトプットイメージが
ないので、お客様が解決したい課題の本質をモデレーターに伝えることができません。
また、その課題解決に向けたリサーチへの落とし込みが提案できません。
結果、「もう一度モデレーターが同行しますのでお話を聞かせてください」という二度手間
になります。

実査会社に対して、ちょっとイジワルな言い方にみえるかもしれませんが、リサーチ業界としても、
こういう基本的なことをきちんと啓蒙していかないと、優秀なリサーチャーや社員は育ちませんし、
結果として自分たちの立場を危うくすることにつながりかねません。
特に実査会社の役員さんには、「目先の変わった新しいリサーチ手法が云々」という前に、「基本のき」の
社員教育をしてほしいなと願うばかりです。