企業の振る舞いとお作法|定性調査のことならRINGOにお任せください|定性調査・マーケティングリサーチ・インタビュー

企業経営にとって、ステークホルダー(企業の利害関係者)を意識するのは、今や常識となっている。
利害関係者といっても、直接的に金銭の利害が発生する顧客や株主だけでなく、取引先、競合企業、
地域住民、環境保護団体、税務・行政当局まで、直接・間接に関わらず、企業活動を行う上で関わる
すべての人を指す広義の意味が強い。

なぜなら、ステークホルダーを意識しなければ、SDGs(持続可能な目標)を達成することができないと、
多くの志ある企業経営者は考えているから。
SDGsは元々、社会・環境・経済の課題を解決した世界像を描いた国連の30年目標で、国連は企業に
目標達成に貢献するように求めており、経済という活動を行う「企業」にとっては重要なテーマだ。

ラダリング的に、ではなぜ経営者がステークホルダーを大切にするのかというと、それは「企業ブランド」に
大きな影響を与えるからだ。
取引先の下請けのさらに下請け企業にまできちんと配慮をしていかないと、下請けだから大手の言うことを
なんでも聞かせて、中小・零細企業に理不尽なシワ寄せをすれば、「ケッ!なんだよ~、大手のクセに、
自分たちだけがエライと思ってやがる」とパートナー企業に思われることもあるわけで、それは「ブランド
イメージ」を大きく損なうことに繋がりかねない。

仏教の考え方に「縁起」という思想がある。あらゆるものは関係性の中で初めて存在しており、自分だけが
自分を支えているわけではないというものだが、SDGsの世界観もこれに近い。
規模の大小だとか、官民だとかに関わらず、ステークホルダーを大切にする振る舞いとお作法がない組織や
ブランドは、いずれ厳しい結果が待っていることを覚悟しなければならないということだろう。
そういう視点でモノゴトをみると、その企業、ブランドの本当の顔つきがみえてくるから面白い。