誇るべきガラパゴス化

世界で200年以上続く企業の約4割は、日本にあるという。
その理由について、未来学者の川口盛之助氏は、島国日本は閉鎖的な環境で
生きてきたため、「一人勝ち」を避け、サスティナビリティ(持続可能性)を優先して
きたからではないかという。 日本のユニークさは、よそから入ってきたものに
創意工夫を凝らして、オリジルを 創ろうとすることだという。ラーメン、カレー、
あんぱん・・・食の世界ではたくさんの 事例があるが、独自の方向に特化した
商品やサービス・・・つまり「ガラパゴス化」 こそ日本の持ち味として誇るべきだという。

そして、「オタク」や「ギャル」のように、一見嘆かわしいようなもものこそが、新しい
ものをイノベートする潜在力をもっているという。
なるほど、グローバルスタンダードという言葉に戦々恐々としてばかりいないで、
別の視点で日本のモノづくりのよさをみろ!自信をもて!ということだろうか。

こういう考え方は、モノづくりに限らず、ビジネス全般にいえることでもあると思う。
ユニークなスキルや財産があるのに、「競合」ばかりに目をやって、他者基準で
考えてしまい、結局自分らしさを失っていくというのは本末転倒である。
肝に銘じよう。