水産物の商品化

最近スーパーで、カットされた生ワカメや生めかぶが売られていますよね。結構お気に入りです。
従来、味付けをしたり塩漬けにして「加工」されているものはありましたが、「生」というところがポイントです。
そしてもう一つは「カットしてある」こと。つまり「包丁を使わず」そのまま使えるわけです。

「加工モノ」は「保存性」に軸足が置かれた商品でしたが、そこは切り捨てて、「鮮度」と「利便性」に軸足を
移したわけですね。水産物はこの二つの要素をコンセプトにすれば、まだまだ面白い商品化ができるのでは
ないかと、その可能性に期待大!

震災の年の夏、宮城県の松島湾に浮かぶ島々にボランティアで行ったとき、周りはまだ瓦礫だらけの中
でしたが、宿泊した民宿は精一杯のおもてなしをしてくれました。アオサの味噌汁とか、津波を免れた養殖の
牡蠣とか、申し訳ないほどのご馳走で、東北の方々の「もてなさずにはいられない」温かな人情を感じました。

海沿いの地域ならではの新鮮な海産物が、もっともっと工夫された商品となって私たちの生活に入り込む
ことで、新たな復興の切り口が開けたらいいなと、あれから4年目の夏、思いを馳せました。