食料自給率の話

ここ最近の食料自給率は、政府目標にはほど遠く40%を切ってしまったそうです。
そもそも自国で作られているものは、たったそれだけ?と不思議な感じがしますが、日本では
「カロリーベース」の数字を主に使っているのが、その少ないと感じてしまう理由のひとつです。
生産額ベースだともう少し高くなりますね。

そもそもこの「カロリーベース」というのは、生命維持にはカロリーが必要で、主食のお米とか
芋など、 カロリーが高いものに価値があるという考え方をしますので、いくらレタスをいっぱい
作っても、残念ながら自給率向上にはなりません。

さらに肉などは、いくら日本で育てていても「飼料」が輸入モノだと自給率は下がってしまいます。

でも、今の時代は海外からどんどん輸入できるのだから、そんなに自給率にこだわらなくても
いいのでは?・・・と思ったりするワケですが、輸入というのは不確定要素の上に成り立っている
ことも多いそう。たとえば、輸入先の国で干ばつや長雨など、気象状況によって作物が収穫
できなくなっしまうと、他の国に回すどころじゃないということで、日本への輸出などはすぐに
ストップしてしまうそうです。
そうなると自給率というのは「食の安全保障」という点からも、非常に重要なわけです。

・・・と、池上さんの講義のようなお話を書いてしまいましたが、実は今年はエルニーニョで
結果的に冷夏だったとのこと。こんなに長雨が続き8月末から急に涼しくなってしまうと、やはり
作物の出来が心配になります。
なんたって、食品の価格は家計直結で、家計を預かる主婦(夫)にとっては重大事ですからね!