果物…懐かしい昔の品種|定性調査のことならRINGOにお任せください|定性調査・マーケティングリサーチ・インタビュー

八百屋さんの店先で懐かしい葡萄の香りがしたので覗いてみると、「ナイアガラ」という品種がありました。
子供の頃、母の生家の池のそばにこの薄緑の葡萄がなっていて、とてもいい香りがしていました。
「懐かしい香り!」とつぶやくと、八百屋のご主人が、「子供の頃よくありましたよね、この葡萄。私は出身が長野の
塩尻ですけどね」と。「私も長野!飯田方面ですけど」と話が弾み、しかも3房で200円と超特価だったので、早速
お買い上げ♪先ほど夕飯のあとにいただきましたが、本当に甘くて優しい香りが懐かしかったです。でも、糖度は
咽るほどの甘みではなかったです。

最近スーパーでは巨峰とか大きな粒の葡萄が主流で、しかも種無/高糖度に改良されていて、確かに食べやすい
のですが、ナイヤガラのような種が残る品種はあまり好まれないのか、スーパーではほとんど見かけません。
傷みやすかったり、キズがでやすいのもネックかも。

そういえば夏の終わりに「マルシェ」という産直のお店で「昔ながらの固い桃」というのが売られていて、食感が
コリコリしておいしかったですが、品種改良されていない昔の果物も、リバイバル感覚で時々みるようになりました。

食は子供の頃に食べるものがプリンティングされると言われますが、今の子供たちは糖度の高い果物が自分たちの
「基準」としてプリンティングされるのでしょうね。

ちなみに、ナイヤガラは種ありなので、最初プチプチ出していましたが、そういえば子供の頃は種出さずに飲み込んで
いたわ・・・と思い出し、途中から丸飲みにしました。明日お腹大丈夫かな。(笑)