スポーツはメンタル科学の先端分野

ラグビーのワールドカップの話題で持ちきりですが、私はこの種目はまったくオンチです。
で、プレスキックの選手が、蹴る前にルーティンという「決められた一連の動き」
「型にはまった一連の
動作」を行うことを、さっきNHKの番組で見て初めて知りました。(汗)
メンタルコーチもついているということですが、集中力を高める一つの方法ともいえますね。

このルーティンという動作は、他の種目のスポーツ選手も行いますが、私たちの日常でも、これに近い
ことってやってたりしますよね。
たとえば私の場合、グループインタビューで、テーマインタビューに入った時の最初の問いかけで
「どなたからでも、いかかですか?」と言ったあと必ず「水を飲む」というのがルーティン化されています。

すぐに誰か口火を切ってくれればよいのですが、少し沈黙になってしまう場合「その沈黙の間(ま)に
耐える我慢の数秒」が、この「水飲み」です。ここで指名してしまうと「当てられるまで話さない」という
ルールを作ってしまいますから、ここはガマン、ガマン。そのうちその沈黙に耐えられなくなった誰かが
「じゃ、私から」と話しだしてくれますからね。

時々クライアントの中に、「最初はしゃべらないのでどうなるかと思いました」と無邪気な素人らしい
反応を披露してくれる方がいますが、「沈黙に耐えるのもモデレーターのスキル」ということを説明すると
やけに感心したりして、これまた愛すべき無邪気さであります。

話しがそれちゃいましたが、このルーティーンに限らず、いま、スポーツの世界こそが、最も最新のメンタル
研究を行っている分野ではないかと思うわけです。
スポーツは勝負の結果が明確な上、限られた時間の中でパフォーマンスしなければならないので、自ずと
メンタル=脳の研究が進み、科学的に解明されるようになってきているのでしょうね。
きっとこれからはこの研究が、仕事や生活にもっと活かされていくようになるに違いありません。