寄り添い型のインタビュー

インタビューのスタイルには、テーマや対象者によって様々な型がある。
リサーチだから、どんなテーマも淡々とした態度を貫いた方がよいという考え方もあるが、一方、
対象者が「受容されている」と感じることで、ついついホンネを吐露するというケースも大いにある。
特に、医療、介護関係、デリケートなテーマでは、この「受容」の姿勢は大切だ。

日常、あまり公にしたくない気持ちや、そっと心の奥で考えている…というようなことを話してもらうには、
やはり経験が必要だし、何より「寄り添い型」のインタビューであることが重要だ。

この「寄り添う」ということは、中々難しく、単に対象者の言葉に同意するだけでもだめだし、対象者が
本当に伝えようとしている「意図」を「深く理解」しないと、表面的だけの問いかけになってしまう。

東はメンタルケアに関連する民間の資格取得をするため勉強したが、これがデプスインタビューなどでは
大いに役立っている。
また、ボランティア的な地域活動もしているので、老若男女問わず、様々な人と対話していることも、
「気持ちを汲み取る」ためのトレーニングともなっている。

先日書記さんに、「あの対象者の方は最後、とてもいい気分で帰られましたよ。さすが東さん!」と言われ、
クライアントにも同じことを感心された。
実は自分ではそれほど意識していなかったので、「あぁそうか、私は結構、対象者に寄り添っているンだな」と
自分のインタビューのスタイルを、改めて自覚した次第。

高齢化が進む課題先進国・日本では、寄り添い型のインタビューは益々必要とされていくに違いない。(と思いたい)(笑)